ドラマストーリー解説・考察
SPEC(スペック)


地居は老人と将棋を指していた。

「で、ニノマエ亡き今何をたくらんでいる?」
「僕はシナリオライターになりたいですね。僕の能力を使って、思うとおりに世界を動かすんです。そろそろ戦争も起こしてみたいですしね。」
「そんなことできるわけないだろう。」
「簡単ですよ。数十人の記憶を書き換えて憎しみを作る。後は勝手にテロが起きますから。9・11しかりですよ。」

「なぜ当麻にこだわるのかね?そもそもニノマエを倒すために始めたゲームじゃなかったのか?」
「兄弟対決が見たかったんですよ。でもそのうち当麻の頭脳に感動しましてね。今では当麻の全てを手に入れたい。それができないなら…この世に無いほうがいい。」
「瀬文を巻き込んだのは?」
「やっぱラブストーリーには恋敵が必要でしょ。ははははは!」
「…お前さん、モテナイじゃろう…」
「どういう意味だよ。」
「なぜなら…ウザイ。詰みだよ、津田君。

「SPECも無い劣等動物が!俺にタメ口を叩くな!!」
そういって地居は銃を取り出した。


当麻は自宅に帰っていた。
違和感を確かめるために。昔の日記や写真を取り出し、祖母に聞く。
「ねぇ、私ってずっと左利きと仲良かったの?」
「地居くんのこと?さぁ、学生時代からだから、そうなんじゃないの?」

何かおかしい…。当麻はいつものようにミショウへ行き、いつものように墨をすった。

そして当麻は全てを悟った。


一方ニノマエは、ついに心拍数が停止した。
それを見ていた地居は歓喜する。


当麻は地居を教会へ呼び出した。
今までの全てを悟っていることを明かし、銃を向ける。
しかし地居は銃を蹴り飛ばし、逆に当麻を押さえつけた。
「ここで君を殺しても、目撃者の記憶を書き換えて罪をかぶせるよ。」

「当麻から離れろ。」
そこには瀬文と美鈴がいた。
「残念ね。記憶はこの手で再び取り戻したわ。」

地居は言う。
「あ〜どうせならSPECごと消しとくんだったよ。まぁいいや。」
突如謎の力が瀬文や美鈴を襲う。なすすべなく倒される瀬文と美鈴。
「ははは!この周りにはSPECホルダーがいるんだよ。逆に追い詰めたのは俺達の方だ。」
そう言うと地居は瀬文に銃を構えた。
間に入る当麻。
ギブスに固められた左手を取り出すと、そこには銃が握られていた。
「動け左手ーー!!!」

その頃野々村係長はニノマエの遺体の前で祈っていた。その瞬間の野村は驚愕する。

地居と当麻の同時に発射される銃弾。
その瞬間、時間が止まった。

動き出した時間の中で、全ての弾丸は地居に命中した。

「ばかな…なぜ…誰の仕業だ!」

「ニノマエが生きていたのか…?」

「ちくしょぉぉぉぉ!!!出てこい!!」

「!?!?ニノマエじゃない??じゃぁ誰だ…まさか…」

そう言って地居は絶命した。

教会の外では津田が屋台で餃子を食べていた。
電話を取り出した津田。
「予定通り終了。帰還します。」
そう言って、津田は消えた。
第10話(後編)のストーリー
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