ドラマストーリー解説・考察
SPEC(スペック)


里中は出張先の南アフリカで事故死したということで処理された。
しかし妻の小百合は当麻と瀬文に夫の死が腑に落ちないと話す。

当麻は里中の部屋を調べることにする。
里中の部屋は本が全て最新版に置き換えられていた。当麻は里中が伝えたいものは、ここには無いと考え、それは妻が常に持ち歩いている持ち物に隠されているのではと推測する。

妻の持ち物から出てきた図書館カードから、里中が死の直前に返した本を探し、そこにはメモリーカードが隠されていた。

それらを解析したところ、中に入っていたデータはSPECの持ち主たちの一覧だった。

その中に「病を処方する能力」、「病を治療する能力」の欄があったが、どちらも持ち主は「不明」とされていた。
当麻は里中がこの病を治療する能力者を探していたと考えた。


そんな中、当麻の元恋人であった地居と、そのバイト先の同僚の志村美鈴がミショウへやってきた。
話を聞くと、美鈴の兄を治せるという「病を治療する」能力者を探して欲しいとのこと。
そんな人物には心当たりは無いと当麻は答えるが、美鈴は隙を見て里中のメモリーカードに触れる。


一方瀬文は「病を処方する能力者」を探すことにする。志村の担当医の海野に手がかりを聞くと、それらしい技師の噂を聞いたことがあるという海野の同期の医者がいるという。
さっそく話を聞きに行くと、その技師は噂で「病を処方する」のではないかと言われていたとのこと。

瀬文はその技師の居場所を突き止め、マンションに突入する。
しかしそこはもぬけの殻だった。隣の住民によると、その技師は2週間前に飛び降り自殺したという。

振り出しに戻ってしまった当麻と瀬文だったが、
ちょうどそこへ、里中の娘の梨花が手術を受けるという話を聞く。その執刀医はなんと海野であった。
不審に思った当麻は海野を調べてみると、瀬文が聞いてきた海野の同期の医者たちは存在しないことが判明する。

このことから、当麻は海野こそが「病を処方する能力者」なのではないかと推測する。


海野は梨花の手術の準備をしていた。
そこに美鈴が現れ、海野が「病を処方する能力者」であることを突きつける。
一旦はしらを切った海野だったが、美鈴を殺そうとする。ちょうどそこに当麻と瀬文が駆けつけた。
海野は認めたが、梨花を助けられるのは海野しかいない。
瀬文は梨花の命を絶対に救えと命令する。

手術は無事成功した。しかし海野は姿をくらませた。
海野から美鈴に電話がかかってきた。瀬文は発信元を調べに行く。当麻は海野と話すが途中で切れてしまう。

美鈴は当麻に「あなたもあっち側なんですね」と聞く。
美鈴は物に触れることでビジョンを読み取ることができる能力を持っていた。
当麻に触れた美鈴が見たものは。

第6話のストーリー
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