ストロベリーナイト

第11話のストーリー
姫川玲子(竹内結子)は、発見された胴体が戸部真樹夫(池田鉄洋)のものだと橋爪俊介管理官(渡辺いっけい)に進言。戸部は過去の出来事で高岡賢一(石黒賢)を脅していただけでなく、三島耕介(濱田岳)にも害を及ぼそうとしていたと玲子は推測。そのため高岡が戸部を殺害し、自ら姿を消すことで被害者を装ったと続ける玲子だが、橋爪は受け付けない。玲子が反論していると、耕介が高岡の遺体確認に来た。日下守(遠藤憲一)の付き添いで胴体を確認した耕介は、高岡のものだと証言。捜査は再び戸部の捜索へと戻ってしまう。

玲子は國奥定之助(津川雅彦)に手首と胴体の再鑑定を求める。すると國奥はそれぞれが別人のものである可能性を示唆し、科捜研への連絡を約束してくれた。さらに、國奥は胴体の持ち主は感電死したと玲子に教える。一方、日下は戸部の愛人、小林実夏子(霧島れいか)を訪ね、胴体の写真を見せていた。


中川美智子(蓮佛美沙子)を訪ねた玲子は、戸部から酷い目にあっていたことを告白させた。また、美智子は耕介が自分の父親が事故死ではないことを教えてくれたのが本当の出会いだったことも打ち明ける。しかし、美智子は、耕介は戸部のことを何も知らないと訴える。

捜査の禁を犯して胴体と手首の再鑑定を依頼した玲子は、橋爪に激しく責められる。そこに、日下が実夏子の証言をもたらす。胴体の傷などから実夏子だけではなく主治医も戸部のものだと認めたのだ。確証を得た玲子は、高岡と戸部、耕介たちの事件への関わりを推察。高岡はガレージで戸部を殺害して遺体を解体。自らを被害者に見せかけるために、自分の手首を切断し、戸部の血液に浸けた状態で発見させたと玲子は筋立てた。耕介は高岡をかばうために遺体確認で嘘をついたことになる。日下は耕介の再聴取を行うことにし、そこには玲子も加えるよう橋爪たちに求めた。


再聴取が始まると、耕介は自分が高岡を殺害したと言い出す。だが、高岡が本名を偽って生きて来た経緯を話す日下に、耕介はようやく自分が知りうる限りのことを語った。だが、問題は高岡がどこへ消えてしまったか。その時、玲子があることに思い当たる。実は玲子は事件が発覚した当初、高岡と会っていたのだ。

耕介や日下とともに、河原の掘っ立て小屋に急ぐ玲子。そう、最初の捜索で玲子が井岡博満(生瀬勝久)と訪ね、病人だと思ったホームレスこそ高岡だったのだ。しかし、玲子たちが小屋についた時、すでに高岡は息を引き取っていた。

事件は悲しい結末となる。しかし、玲子たちの前に新たな事件が訪れようとしていた。


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