ストロベリーナイト

第7話のストーリー
捜査一課の大部屋で姫川玲子(竹内結子)たちの“姫川班”のメンバーはゲームなどをしながら暇そうに待機。そんな時、玲子は監察医務院の國奥定之助(津川雅彦)のもとへ行くようにと暴力団組長射殺殺害事件の特別捜査本部にいる今泉春男係長(高嶋政宏)から連絡を受けた。死因不明の遺体が医務院に運び込まれたようだ。

玲子が菊田和男(西島秀俊)を伴って医務院を訪ねると、國奥は早速遺体の説明を始める。発見された遺体の首にはロープが巻かれていたため、自殺のようにも見えるのだがそれだけでは断定できないと國奥。さらに遺体の片側半分の死後硬直が解けた時間がやけに早いのだそうだ。國奥は他殺の可能性を疑っていた。


玲子たちの訪ねた、遺体が発見された署轄には『暴力団組長殺害事件特別捜査本部』が設置されている。そのため、玲子たちへの署轄の人員協力は刑事が一名だけ。刑事に発見時の事情を聴いた玲子は、村田一夫という遺体が発見されたアパートへと向かう。これという手がかりはないのだが、何かで削られた箸置きのような13個の木片と鍵が見つかった。そこに遺体の指紋から前科者が割れたと葉山則之(小出恵介)から連絡が入る。村田は偽名で、本名は岸谷清次(松田賢二)という元暴力団の構成員だった。岸谷の死は女性によって報告されている。そのため“姫川班”は岸谷がアパートで女と暮らしていた可能性を考えて捜査を始める。


地道な捜査の結果、石倉保(宇梶剛士)が岸谷の女が働いていたスナックを突き止める。女の名は春川美津代(木村多江)。スナックのママは、美津代は岸谷が死亡した夜、誰かからの電話を受けるとすぐに帰ったとの証言。岸谷の死亡推定時刻には十分間に合う時間だ。電話の主はいったい誰なのか? そして、美津代はどこに消えてしまったのだろうか?

玲子が科捜研に木片の鑑定を依頼していると菊田から連絡が入る。岸谷のアパートで見つかった鍵が私書箱のものと分かったのだ。私書箱の中には宛名のない封筒と缶。封筒の中には、美津代と思われる女性の写真が一枚。缶には、数十枚の写真が入っていた。姫川班の捜査員が検証していると、日下守(遠藤憲一)たちが捜査する射殺された2人の暴力団組長の写真があった。


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