JIN-仁-

第7話のストーリー
坂本龍馬(内野聖陽)と気持ちがすれ違ったまま、長崎から江戸・仁友堂に戻った南方仁(大沢たかお)。その頃、龍馬に関する事を探るように上役(中原丈雄)から命じられた橘恭太郎(小出恵介)は、探りを入れるため、度々『仁友堂』を訪れていた。
あらためて“龍馬暗殺”がいつだったか思い出そうとする仁だったが、正確に思い出せない。とその時、またしても頭痛が仁を襲うのだった。

そんなところへ、野風(中谷美紀)から仁と橘咲(綾瀬はるか)宛ての文が届く。そこにはフランス人・ルロン(ジャン・ルイ・バージュ)と正式に国際結婚できることが決まり、2人に婚礼に来て欲しいという旨が記されていた。かくして婚礼に出席するために横浜の野風の元へ向かった2人だが、そこで仁は、野風から診てもらいたい病人がいると告げられる。

野風に案内された部屋へ行くとそこには誰もいなかった。振り向いた仁の前には、真剣な顔をした野風が立っていた。診て欲しいという病人は野風のことだったのである。

野風を診察した仁は驚愕する。野風は乳がんに侵されていた。既に転移しており、余命は2年持つのが50%の状態だった。話すべきか悩む仁に、野風は更に続けて、野風が妊娠していることを告げた。仁が野風に正直に話すと、野風は2年もあるのかと喜んだ。仁は野風に無事子どもを生ませてやりたいと願い、仁友堂で出産するよう勧める。


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