冬のサクラ

第4話のストーリー
 突然、我が身に降りかかった病に苦悩する萌奈美(今井美樹)。唯一、頼れる人は祐(草g剛)だけと感じ始めていたのだが、「私はもう大丈夫ですから」と、その想いを振り切り、祐に別れを告げた。そして、残りの人生を自分自身の手で選び取ることを決心するのだった。

 そんなある日、友人の理恵(白羽ゆり)から、イベント会場に飾る啓翁桜を購入するため、一緒に山形へ行ってほしいと頼まれる。気乗りしない萌奈美は山形行きを断るが、それは航一の策略であった。

「仕事の付き合いもあるのだから…」と、航一(高嶋政伸)から行くように頼まれ、やむなく承知をする。そして山形行きの当日、新幹線に乗り込んだものの、理恵は急用が入ったと出発間際に降りてしまい、萌奈美は一人で山形へ行くことに。困惑しながらも、微かな胸の高鳴りを感じる萌奈美。

 一方、萌奈美を心配するあまり仕事を辞めて上京を決心した祐は、萌奈美のためにガラス細工の鳥を作っていた。兄が傷つく姿を見たくない肇(佐藤健)が反対しても、親友の中里(山崎樹範)が引き止めても、祐の決心は固く強かった。

 その後日、東京へのおみやげに啓翁桜を持って行こうと考えた祐は、啓翁桜を生産している千尋(遊井亮子)の元へと出かけた。その帰り、偶然にも萌奈美の姿を見つける祐。「萌奈美さん……!」と祐の声にハッとする萌奈美だが、なんとそこには東京にいるはずの航一の姿もあった。

 航一は萌奈美が世話になった礼にと、夜の食事に誘う。その席で航一は祐に住む世界が違うことを見せ付ける。それを目の当たりにした萌奈美は、病状が悪化し気を失ってしまう。

 救急車で運ばれ、航一は萌奈美が脳腫瘍を患っている事を知る。そして目を覚ました萌奈美に東京へ戻ったら自分の病院で再検査を行い、今後の治療方針を決めると言い、去っていく。

 夜中目を覚ました萌奈美は、ナースステーションに見慣れたガラスの小鳥の置物があることに気付く。看護師に訪ねると、ついさっき男性が置いていったとのこと。急いで追いかけた先には祐の姿があった。萌奈美は祐に謝罪し、祐は東京へ引越しすることを伝えた。

 東京へ戻った萌奈美は、航一の病院で再検査をする日、別の病院にいた。そこで主治医に萌奈美は「手術はしない。私は失いたくない記憶がある。そのために残りの人生を生きていきたい。」と伝えた。

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