矢野宅の隣に引っ越してきた沙希は。インテリアの仕事をしていると言うが、そんな素振りも無く、慎二がいる大阪に現れたりと不審な行動が目に付く。彼女は一体何者だろうか?
カギになるのは、絵里子の息子・駿。一年前に行方不明になったが、無事発見された。しかしちょうどそのときに同じ年頃の男の子が水死していたという。
沙希は絵里子に自己紹介した際に、子供はいないと言っていた。これが意味するものは…?
【追記】
第2話では理生が沙希に「あんた、池で溺れて死んだ子の母親だろう?」と訪ねる場面がある。しかしそれに対して沙希は明確な答えはしなかった。
また、池で死んだ子の命日に絵里子がその池を訪れたところ、両親と思われる二人が喪服で拝んでいた。しかしその母親は沙希ではなかった。では沙希は一体何者だろうか?
予想@
亡くなった子供の実の母親である沙希は既に離婚していて、命日に池に来た両親と思われる二人の母親は子供を引き取って育てていた夫の再婚相手だった。
予想A
命日に池に来ていた二人は沙希が雇った無関係の人間だった。
【追記】
第3話では沙希は現在離婚調停中で、夫は筧雅彦であることが判明した。このことから、上記予想@のとおり池で亡くなった男の子は沙希の子供であると思われる。絵里子から筧が子供を授かったと聞いた沙希が物に八つ当たりしたのもつじつまはあう。
しかし、沙希の目的については未だ謎である。何のために矢野夫婦に近づいたのか?
予想B
沙希は他人の夫や子供を奪う性癖の持ち主で、筧は沙希が奪って結婚した。しかし、結婚した途端沙希は豹変し、筧は沙希の異常な人格に恐怖し、元の妻のところに帰っていった。そのことが沙希からすると「浮気」であると決め付けている。
また、池で亡くなった男の子・隼人は本当は沙希の子供ではなく、筧と前妻との子供だった。隼人を失った沙希は、次の標的を矢野夫婦に定め、夫の慎二や子供の駿を奪おうとしているのである。
【追記】
第5話で、沙希は理生に目的を問われ、「真由美、絵里子、駿。絵里子か、目的は」と問い詰められる。これが事実であるとすると、何を意味するのか?
また、沙希が隼人を探し回る回想シーンもあるため、隼人が池で亡くなったことによる逆恨みだろうか。
【追記】
第6話では沙希が絵里子の隣に引っ越してきた経緯が描かれる。
沙希は隼人を失い、そのとき仕事に行っていた夫の筧を憎んでいた。毎日のように筧を罵倒し、口論していた沙希は、ある日勝手に家を引き払い、出て行ってしまう。
ネットカフェで過ごす沙希はインターネットで絵里子のブログを見つける。それは隼人が池で亡くなった時、「駿じゃなくて良かった。」と発言した女だった。このことから絵里子を逆恨みした沙希は、絵里子の隣に引っ越してきたのかもしれない。
【追記】
第7話では沙希は慎二や絵里子に対して、慎二と関係を持った目的について語る。それは幸せそうな絵里子を踏み潰すためだった。それが隼人の事故死に対する逆恨みかどうかは不明であるが、関連があるのは間違いと思われる。
【追記】
第8話にて沙希は駿に対して、「駿君の本当のお母さんは私なのよ」と伝えた。ただしこれが真実なのか、虚言なのかは今のところ不明。
【追記】
最終話では沙希の全てが描かれる。沙希は自分の息子が死んだから、駿が助かったと信じていたのである。沙希はテレビで絵里子が「良かった…」と話しているのを見て、強い嫌悪感を抱いた。そして絵里子のブログで写真を確認し、隣に引っ越してきたのである。
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