LADY〜最後の犯罪プロファイル〜

第9話のストーリー
柘植(ユースケ・サンタマリア)に結城(木村多江)の身辺捜査を秘密裏にさせていた真鍋理事官(久世星佳)が公園で刺殺体となって発見された。
捜査要請を受けたCPSでは寺田(要潤)が現場の公園に赴くが、現場捜査を開始した寺田は犯人の逃走経路と思われる道筋になんと翔子(北川景子)の名刺を発見する。 翔子とは事件の捜査を受けた時点で、すでに連絡が取れなくなっており、CPSでは翔子と同居している妹の舞子(岡本杏理)とも連絡が取れなくなっていることから翔子が姉妹で今回の事件に巻き込まれているのではと懸念する。

一方、翔子は何者からか舞子の誘拐を示唆するメールを受け取り、舞子を救うべく誘拐犯の指示に従って単独行動していた。
翔子は誘拐犯の男の指示で舞子の居場所の鍵を握るという一人の男・鳴海和馬(風間俊介)と落ち合うが、鳴海は記憶障害で自分が誰なのか自分に関する全てを忘れている男だった。

愕然とする翔子は電話をかけてきた誘拐犯から舞子は鳴海の家に居ると知らされ、一人でプロファイリングして鳴海の家を見つけなければ、舞子は死ぬと告げられる。
翔子は仕方なく、鳴海の所持していた持ち物からプロファイリングを行い始めるが、そこに柘植が姿を現し、捜査本部には秘密に協力することとした。

真鍋理事官の殺害現場近くから、凶器が見つかった。付着していた指紋から、フリーター連続殺人事件の犯人として指名手配されている鳴海和馬であることが判明する。そのことを結城を通じて知った柘植は翔子に伝える。

翔子は鳴海に覚えている絵を描かせた。そこには海沿いの風車のある景色が描かれていた。そして柘植から聞いた鳴海の過去を伝え、鳴海の実家に行ってみることにした。しかし実家に近づくにつれ、鳴海の様子がおかしくなり、鳴海は実家に行きたくないと言い出す。そして、鳴海は全てを思い出した。

鳴海は進学校を受験するも失敗し、ひきこもりとなる。両親はそんな鳴海を追い出した。行く当てもなく鳴海は家を追い出され、海沿いの風車が見える工事現場に住み着いた。そしてフリーター殺人事件を起こしたのである。

翔子を殺して逃亡しようとした鳴海だったが、柘植によって追い詰められる。しかしそこへ謎の男が現れ、鳴海を連れて逃げてしまう。

翔子はCPSに事情を話し、一緒に鳴海の家を探すことにした。そして、その場所を突き止め、踏み込む。そこには殺害された鳴海の姿があった。
一方妹の舞子は、何者かに救われ無事だった。

そのころ今泉のクリニックに一人の患者が来た。その男は、鳴海を連れ去った謎の男であった。そして男は体にくくりつけた爆弾を見せて、今泉に話し始めた。

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