外交官・黒田康作

第5話のストーリー
黒田康作(織田裕二)は、アリトリア王女・サラ(ジェーニャ)の逃亡を助ける。黒田は日本とアリトリアが進める発電所建設計画のずさんさを知り、自国の自然を守るために計画覚書の調印を拒むサラの意を尊重したのだ。しかし、事態は警察を巻き込んでの失踪騒ぎになってしまう。ついに警察に追い詰められた黒田 は、大垣利香子(柴咲コウ)に頼んで囲みを破った。その間に、アリトリアで新政権が発足。発電所の建設計画は中止になった。

黒田はサラとともに観上祥子(草刈民代)の外務副大臣室を訪ねる。サラが迎えの侍従やSPと出て行くと、祥子は黒田の責任を問う。その時、祥子の秘書・悠木圭一(萩原聖人)に、王女の失踪と発電所計画の不備、建設を巡る日本の政治家とゼネコンとの癒着がマスコミにリークされたと連絡が。しかも、外務省が王女を守り、不正を食い止めたとされる。もはや、祥子は黒田の責任を追及する理由がなくなっていた。

独自に大学教授殺害事件を追う利香子は、本庁の新居田一彦管理官(田中哲司)から黒田をスパイするよう命令される。また、利香子のアパートに瑠衣(夏帆)が越してくる事になった。

利香子はいやいや黒田に接触。捜査状況を尋ねる黒田に、利香子は殺された湊教授と柏田にアトロン訴訟というキーワードが出て来たと告げる。調査協力が打ち切りになったはずではと疑う黒田を、利香子はなんとかごまかしてホテルを出て行く。

黒田のもとにアトロン訴訟関連の古い雑誌の切り抜きが届いた。記事を見た黒田は佐々木藍子(片瀬那奈)と会う。当時、藍子がこの訴訟を追っていたのだ。藍子によると訴訟の被告となったのは、アトロン認可の責任者だった湊教授とブライトン・ジャパンの社長、吉村進。訴訟は原告の敗訴となった。黒田は、なぜ藍子が自分に興味を持ったのかが気にかかる。

利香子が瑠衣の引っ越しを手伝いに行くと黒田からブライトン・ジャパンの新製品発表会に来るよう連絡が入る。電話の途中、利香子は瑠衣が霜村毅(香川照之)の遺骨を引っ越し荷物に入れていない事に気づく。利香子が問うと、瑠衣は黒田のせいで母親が死んだと言い放つ。

利香子は発表会会場の黒田と合流。利香子が吉村とのアポイントを取ろうとしていると、黒田の背中に銃口が突きつけられた。突きつけたのは係員に扮した霜村だった。黒田の問いに、湊と柏田の殺害を否定しない霜村。さらに霜村は、11年前の妻の死も仕組まれたものだと言う。

その時、会場から悲鳴が上がる。混乱に乗じて逃走する霜村を追おうとした黒田を山路貴繁(岩松了)が率いる刑事たちが遮った。会場で起きた悲鳴は、吉村の死体が発見された時のものだった。
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